フーコー入門

中山元 著

「真理」「ヒューマニズム」「セクシュアリティ」といった様々の知の「権力」の鎖を解きはなち、「別の仕方」で考えることの可能性を提起した哲学者、フーコー。われわれの思考を規定する諸思想の枠組みを掘り起こす「考古学」においても、われわれという主体の根拠と条件を問う「系譜学」においても、フーコーが一貫して追求したのは「思考のエチカ」であった。変容しつつ持続するその歩みを明快に描きだす、新鮮な人門書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 現在の診断
  • 第1章 人間学の「罠」
  • 第2章 狂気の逆説
  • 第3章 知の考古学の方法
  • 第4章 真理への意志
  • 第5章 生を与える権力
  • 第6章 近代国家と司牧者権力
  • 第7章 実存の美学
  • 第8章 真理のゲーム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 フーコー入門
著作者等 中山 元
書名ヨミ フーコー ニュウモン
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 1996.6
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 4480056718
NCID BN14586115
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全国書誌番号
97007434
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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