中里介山 著
駒井の率いる無名丸からマドロスともゆるが脱走、駆落ちした。絵師白雲が探索に向かい発見、ついで白雲は恐山へ足をのばす。それより先、道庵は薬草探しで山中に踏み迷い、はからずもお銀様の胆吹王国へ到る。時を同じく遊魂のように竜之助が出現、長浜の町に夜な夜な辻斬りの横行をみる。一方江戸では、お絹が築地の異人館に入り浸り、神尾は根岸の屋敷で酒に荒れていた…「新月の巻」「恐山の巻(一〜百四十六)」を収録。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ