民主主義のつくり方

宇野重規 著

民主主義は今、不信の目にさらされている。決定までに時間がかかり、「民意」は移ろいやすい…。だが、社会の問題を共同で解決する民主主義を手放してしまえば、私たちは無力な存在となる他ない。ならば、この理念を再生させるには何が必要か?「習慣」と「信じようとする権利」を重視する"プラグマティズム型"の民主主義に可能性を見出す本書は、この思想の系譜を辿り直し、日本各地で進行中の多様な実践に焦点を当て、考察を加えてゆく。未来が見通しがたい今、「民主主義のつくり方」を原理的に探究した、希望の書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 民主主義の経験(アメリカという夢
  • プラグマティズムと経験
  • 戦後日本における経験)
  • 第2章 近代政治思想の隘路(閉じ込められた自己
  • 依存への恐怖
  • 狭まった対話の回路)
  • 第3章 習慣の力(偶然から秩序へ
  • 習慣と変革
  • 民主主義の習慣)
  • 第4章 民主主義の種子(「社会を変える」仕事とは?
  • 「島で、未来を見る」
  • 被災地に生きる)
  • おわりに プラグマティズムと希望

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 民主主義のつくり方
著作者等 宇野 重規
書名ヨミ ミンシュ シュギ ノ ツクリカタ
シリーズ名 筑摩選書 0076
出版元 筑摩書房
刊行年月 2013.10
ページ数 218p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-480-01583-9
NCID BB13735714
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全国書誌番号
22354107
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言語 日本語
出版国 日本
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