「山月記」はなぜ国民教材となったのか

佐野幹 著

「李徴=人間性欠如説」はいつ、なぜ広まったのか?高校教科書の最高掲載回数を誇る中島敦「山月記」が、「国民教材」の地位を獲得していくまでの秘められたドラマを解き明かしつつ、現在の国語教育が抱える問題を鮮やかにあぶり出す。付録として「学習の手引き」調査結果、主題一覧、授業実践のヒント20選を収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 小説「山月記」の掲載
  • 第2章 教材「山月記」の誕生
  • 第3章 「山月記」の授業-増淵恒吉の「山月記報告」を読む
  • 第4章 「現代国語」と「山月記」-主題・作者の意図への読解指導
  • 第5章 国民教材「山月記」の誕生-切り捨てるものと追究し続けるもの
  • 第6章 「山月記」の音声言語とナショナリズム
  • 終章 問題解決の糸口

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「山月記」はなぜ国民教材となったのか
著作者等 佐野 幹
書名ヨミ サンゲツキ ワ ナゼ コクミン キョウザイ ト ナッタ ノカ
シリーズ名 山月記
出版元 大修館書店
刊行年月 2013.8
ページ数 311p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-469-22232-6
NCID BB13199957
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全国書誌番号
22286007
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言語 日本語
出版国 日本
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