文字の骨組み : 字体/甲骨文から常用漢字まで

大熊肇 著

字体は「文字の骨組みの概念」である。横線を三本書けば「三」、縦線を三本書けば「川」などという概念、これを「字体」という。では横線ではなく点が縦に三つ並んでいたらどうだろう。「三」と読める人もいるし読めない人もいる。概念には個人差があるのだ。文字が誕生してから現代まで、人々はどんな字を読み、書いてきたのか。現在書いている字体はどのように決まったのか。詳細な資料を挙げて字体を読む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 骨組みの土台(字体って何?
  • 正字体って何?
  • 字体の三つのベクトル ほか)
  • 第2章 文字いぢり(さいたま市の「さ」
  • 「葛飾区」と「葛城市」と「葛城ミサト」
  • 左右に伸ばすのは一字に一カ所 ほか)
  • 第3章 資料編(『漢字要覧』の別体
  • 『漢字整理案』の「許容体案」「漢字整理案の説明」
  • 当用漢字表 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 文字の骨組み : 字体/甲骨文から常用漢字まで
著作者等 大熊 肇
書名ヨミ モジ ノ ホネグミ : ジタイ コウコツモン カラ ジョウヨウ カンジ マデ
出版元 彩雲 : 星雲社
刊行年月 2009.4
ページ数 462p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-434-13091-5
NCID BA90251464
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全国書誌番号
21582342
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言語 日本語
出版国 日本
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