坂出祥伸, 梅川純代 著
房中術とは房中(房子の中=寝屋)で行われる男女交合の技術である。しかし、単なる快楽の技法ではなく、広い意味での性の医術である。従来、房中術といえば卑猥なもの、道教と密着したものという大きな誤解が世間一般にも専門家の間でもあった。房中術とは本来儒家も公認した公開的なものでありながら儒家が排撃したので、道教が取り入れたのであり、いわば房中術は宗教的な救済再生の技法として継承されたことを、本書は明らかにした。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ