「気」の思想から見る道教の房中術 : いまに生きる古代中国の性愛長寿法

坂出祥伸, 梅川純代 著

房中術とは房中(房子の中=寝屋)で行われる男女交合の技術である。しかし、単なる快楽の技法ではなく、広い意味での性の医術である。従来、房中術といえば卑猥なもの、道教と密着したものという大きな誤解が世間一般にも専門家の間でもあった。房中術とは本来儒家も公認した公開的なものでありながら儒家が排撃したので、道教が取り入れたのであり、いわば房中術は宗教的な救済再生の技法として継承されたことを、本書は明らかにした。

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[目次]

  • 第1章 房中術の歴史(房中術とは
  • 房中術の位置づけ
  • 主な房中書)
  • 第2章 房中術の技法(房中術入門編
  • 男性器編
  • 長生不死編
  • 治病予防編
  • 性交体位編
  • 女性性器部位名編)
  • 第3章 房中術の思想(「気」の思想と房中術
  • 求子と「孝」の観念
  • 神仙思想と房中術
  • 道教とセックス
  • 春画と房中術
  • 中国人 日本人 西洋人のセックス観)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「気」の思想から見る道教の房中術 : いまに生きる古代中国の性愛長寿法
著作者等 坂出 祥伸
梅川 純代
書名ヨミ キ ノ シソウ カラ ミル ドウキョウ ノ ボウチュウジュツ : イマ ニ イキル コダイ チュウゴク ノ セイアイ チョウジュホウ
シリーズ名 心と教養シリーズ 3
出版元 五曜書房 : 星雲社
刊行年月 2006.6(第2刷)
ページ数 267p
大きさ 19cm
ISBN 4434038575
NCID BA67100774
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全国書誌番号
21049051
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言語 日本語
出版国 日本
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