シルヴァーナ・ガンドルフィ 著 ; 泉典子 訳
この物語は、80歳の祖母と10歳の孫の、愛情豊かな深いきずなを描いている。孫の少女は長い道を通って、毎日のように祖母に会いに行く。でも彼女には腑に落ちないことがある。そこには生き方の違いにかかわる秘密がひそんでいる。やがて、祖母の身体つきが変わり、巨大な亀に変身してしまう。そうすることによって祖母は、老いるどころかかえって若返ってしまったのだ。死と不死をテーマにした哲学的な変身物語である。
「BOOKデータベース」より
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