二次的外傷性ストレス : 臨床家、研究者、教育者のためのセルフケアの問題

B.H.スタム 編 ; 小西聖子, 金田ユリ子 訳

トラウマをもつ人をケアすることは、自分自身がまた傷つくことでもある。外傷性ストレスがケアの対象として定着した米国では、ケアを行う者への支援が重要な課題となっている。本書は、二次的外傷性ストレスの予防と治療という新たな問題について、米国のトラウマ研究や臨床に関わる第一線の執筆陣が、あらゆる角度から議論を展開している。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 基本概念の設定(共感疲労-ケアの代償についての新しい理解に向けて
  • トラウマへの二次的曝露とセラピストが自己申告した困難 ほか)
  • 第2部 セラピストのセルフケアモデル(トラウマ・セラピストのセルフケア-代理トラウマの緩和
  • トラウマに関わる仕事に対する援助者の反応-理解と組織における介入 ほか)
  • 第3部 セラピーの場以外で(コミュニケーションとセルフケア-基本的問題
  • 傷だらけの教授法-大学や研修の枠組でのトラウマについての授業 ほか)
  • 第4部 セルフケアの倫理的問題(セラピストの二次的トラウマに関連する倫理的問題
  • セルフケアと傷つきやすいセラピスト ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 二次的外傷性ストレス : 臨床家、研究者、教育者のためのセルフケアの問題
著作者等 Bills, Lyndra J.
Bloom, Sandra L.
Catherall, Donald Roy
Chrestman, Kelly R
Figley, Charles R
Harris, Chrys J.
Kassam-Adams, Nancy
Linder, Jon G.
McCammon, Susan L.
Munroe, James F.
Perlman, Laurie Anne
Pratt, Anne C.
Rosenbloom, Dena・J.
Shay, Jonathan
Sommer, John F.
Stamm, B. Hudnall
Terry, Michael J.
Williams, Mary Beth
小西 聖子
金田 ユリ子
Rudolph Joseph M.
スタム B.ハドノール
書名ヨミ ニジテキ ガイショウセイ ストレス : リンショウカ ケンキュウシャ キョウイクシャ ノ タメノ セルフケア ノ モンダイ
書名別名 Secondary traumatic stress. (2nd ed.)
出版元 誠信書房
刊行年月 2003.2
ページ数 311p
大きさ 22cm
ISBN 4414402956
NCID BA61353926
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全国書誌番号
20379568
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
ケーレンガクウテレフパット : トラウマへの北極コミュニティに根ざしたアプローチ マイケル・J.・テリー
コミュニケーションとセルフケア : 基本的問題 クリス・J.ハリス, ジョン・G.・リンダー
セラピストの二次的トラウマに関連する倫理的問題 ジェイムズ・F.・マンロー
セルフケアと傷つきやすいセラピスト ジョン・F.・サマーJr, メアリー・ベス・ウィリアムズ
トラウマに関わる仕事に対する援助者の反応 : 理解と組織における介入 アン・C.プラット, デナ・J. ローゼンブルーム, ローリー・アン・パールマン
トラウマへの二次的暴露とセラピストが自己申告した困難 ケリー・R.・クレストマン
トラウマ・セラピストのセルフケア : 代理トラウマの緩和 ローリー・アン・パールマン
トラウマ治療と研究をするなら哲学から逃げるな ジョナサン・ウェイ
トラウマ細菌説 : 倫理的中立性を保つことは不可能である サンドラ・L.・ブルーム
バーチャル・コミュニティの創造 : 遠隔医療とセルフケア最新版 B.・ハドノール・スタム
プライマリ・ケアのためのトラウマを基礎においた精神医学 リンドラ・J.ビルズ
二次的外傷性ストレスの対処 : セラピストのピア・グループの重要性 ドン・R.・カセロール
人的資本の最大活用 : 運営管理・政策機能を通じた二次的外傷性ストレスの緩和 B.・ハドノール・スタム, ジョセフ・M.・ルドルフ
傷だらけの教授法 : 大学や研修の枠組でのトラウマについての授業 スーザン・L.マッキャモン
共感疲労 : ケアの代償についての新しい理解に向けて チャールズ・R.・フィグリー
性的トラウマ治療の落とし穴 : サイコセラピストのストレスと二次的トラウマ ナンシー・カッサム=アダムズ
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