谷村志穂 著
安泰な結婚生活を共に送っていたはずの夫は、愛人のもとに走る。引っ越し先に迷い込んだ子猫は、どうやら目が見えていない。父は脳出血で倒れ、愛を告白してくれた同僚は、なんとレズビアンだった…。ときに哀しく、ときに滑稽に繰り広げられる様々な予期せぬ出来事に、そのつど新しい自分を発見してゆく佐緒里、30歳の瑞々しい心。愛する誰かと一緒に生きる喜びを描いた人気作家の女たちへの柔らかなまなざし、新境地の傑作長編。
「BOOKデータベース」より
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