由水常雄 著
奈良時代、光明皇太后によって正倉院に納められた聖武天皇の遺品約七四〇点のうち、現存するのはわずか約一五〇点。だが驚くのは、正倉院には一万点をこえる宝物が今に伝わっていることだ。厳重に封印されてきたはずの正倉院に、いったい何が起きていたのか?各時代の宝物目録・古記録などから浮かびあがる正倉院宝物の不可解な増減は、なんと明治に至るまで繰り返された。正倉院の真の姿と宝物の数奇な運命を洗い出した「実録・正倉院」の決定版。
「BOOKデータベース」より
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