特攻絶望の海に出撃せよ

渡辺大助 著

暁闇の滑走路にのこされた爆音、母艦を遠ざかるスクリュー音…必死必中の体当たり攻撃のほかに米軍の本土進攻を食いとめる手段がなくなった大戦末期、さまざまな「特攻兵器」が生まれ、多くの若者がそれに搭乗して発進していった。日に日に戦局が悪化する昭和十九年(一九四四)十月、起死回生の非常手段として神風特別攻撃隊が編成された。特攻の先がけ「敷島隊」、人間爆弾「桜花」、人間魚雷「回天」-特攻関係者の肉声や取材から浮かびあがる特攻作戦の実相とは。特攻戦没者の鎮魂と次世代へのメッセージ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 神風特別攻撃隊「敷島隊」
  • 第2章 人間爆弾「桜花」(ある「桜花」搭乗員の体験
  • 「桜花」敵艦に突入)
  • 第3章 人間魚雷「回天」(「回天」発進秘話
  • 「回天」故障で九死に一生を得た搭乗員の記憶)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 特攻絶望の海に出撃せよ
著作者等 渡辺 大助
書名ヨミ トッコウ ゼツボウ ノ ウミ ニ シュツゲキセヨ
シリーズ名 新人物文庫 21
出版元 新人物往来社
刊行年月 2009.8
ページ数 255p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-404-03736-7
全国書誌番号
21641493
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言語 日本語
出版国 日本
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