防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか

杉井敦, 星野了俊 [著]

第二次世界大戦を引きおこしたのは、戦争の回避にこだわったイギリスの失策だった。これにより時間をかせいだドイツが、再軍備できたからである。平和しか見ない者は、もっとも平和から遠ざかるという教訓だ。世界は不透明だ。国際政治の本質は恐ろしい。自分の身は、自分で守るしかない。ウクライナの例を見れば、もはや明らかであろう。本書は、防大を卒業した若い著者二人の著述という点で、たいへん希少なものである。わかりやすい文章からは、自衛隊の幹部候補生たちが教えられる、合理的な安全保障観をうかがい知ることができる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 なぜ、世界に対立が起こる?(ところで、平和な社会って、何?
  • 戦争と、ひとくちにいっても…ほか)
  • 第2章 国家間の対立は、やはり話しあいで解決できない?(誰だって、損な役まわりは、ごめんだ
  • 強制外交-脅しも一種のテクニック? ほか)
  • 第3章 いつだって戦争は、ただの人殺しじゃない?(戦争にも、ルールがある!?
  • 難解な戦争法 ほか)
  • 第4章 戦争の原因は、大きく三つある?(科学的思考の重要性
  • ウォルツ博士が残した三つの窓 ほか)
  • 第5章 これからも日本は、平和主義をつらぬく?(現状変更国がすぐ隣に
  • どうやってパワーを均衡させるか ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか
著作者等 星野 了俊
杉井 敦
書名ヨミ ボウエイ ダイガッコウ デ センソウ ト アンゼン ホショウ オ ドウ マナンダカ
シリーズ名 祥伝社新書 368
出版元 祥伝社
刊行年月 2014.6
ページ数 324p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-396-11368-1
NCID BB15745694
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全国書誌番号
22427405
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言語 日本語
出版国 日本
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