「夫婦」という幻想 : なぜ、結局いがみあってしまうのか

斎藤学 著

男というのは、どこまで鈍感な生き物なのだろう。世の熟年夫たちは、「夫婦は古いほど味が出る」と無邪気に考えている。妻が発してきた危機のサインを軽く受け流してきた結果が、目の前に突然差し出された離縁状である。「何を血迷ったか!」と叫んだときには、もう手遅れ。妻の意志は揺るがない。なぜ、こんなことになってしまったのか-。その理由を簡単に言えば、男女の違い。たいていの夫は、家族の幻想、夫婦の幻想を墓場まで引きずっていく。相手の真意を知ろうともしないから、妻が途中で変わってしまったのだと思いこむ。しかし、年老いてから捨てられて泣くのは、夫のほう。本書には、一日でも早く知るべき現実が書かれている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 妻のサインを見逃すな!-しょっちゅう「離婚」を口にしていませんか?
  • 第2章 なぜ「うまくいかない」か?-夫と妻の思考はこんなにズレている
  • 第3章 「家族」というものとは?-あなたが考える夫婦の姿は幻想である
  • 第4章 「結婚生活」をレビューする-私自身、どのように「夫婦」をやりくりしてきたか
  • 第5章 夫婦も「契約更改」!-夫婦関係も、アパートの賃貸契約と変わらない
  • 最終章 夫婦というパートナーシップ-ひとりぼっちにならないために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「夫婦」という幻想 : なぜ、結局いがみあってしまうのか
著作者等 斎藤 学
書名ヨミ フウフ ト イウ ゲンソウ : ナゼ ケッキョク イガミアッテシマウノカ
シリーズ名 祥伝社新書 172
出版元 祥伝社
刊行年月 2009.9
ページ数 216p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-396-11172-4
NCID BA91446888
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全国書誌番号
21647860
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言語 日本語
出版国 日本
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