「S」と「M」の人間学

矢幡洋 著

私、Mだから-そんな物言いをする若い女性が増えている。年輩の人なら、一瞬ギョッとするにちがいない。「SとM」といえば、一〇年前までは、縄で"縛る側"と"縛られる側"といった淫靡なイメージが相場だった。しかし今や「SとM」は、純然たる「性格」を表わす記号として、その地位を確立しようとしている。アメリカの精神医学界においても、この考え方は根強く支持されているそうだ。本書は、「SとM」の新しい知見をわかりやすく紹介したものである。口撃を得意とする人が「S」ではなかったり、「私はM」と宣言する人が、じつは「M」ではなかったりするから、奥深い。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 今どきの「S」と「M」
  • 第1章 「S」と「M」の一〇〇年史
  • 第2章 「S」つてこんな人
  • 第3章 「M」ってこんな人
  • 第4章 なぜ、人は「S」や「M」になるのか?
  • 第5章 世の中、「S」と「M」ばかりなのか?
  • 第6章 一人の中に「S」と「M」は両存するか?
  • 第7章 「ドS」や「ドM」とうまく付き合う方法
  • おわりに なぜ、現代日本で「SとM」が流行るのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「S」と「M」の人間学
著作者等 矢幡 洋
書名ヨミ S ト M ノ ニンゲンガク
シリーズ名 祥伝社新書 142
出版元 祥伝社
刊行年月 2009.2
ページ数 252p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-396-11142-7
NCID BA88914660
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全国書誌番号
21545681
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言語 日本語
出版国 日本
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