なぜふつうに食べられないのか

磯野真穂 著

医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 ふつうに食べられない人生(視線・応答・逃避-結城理央の場合
  • 飲まない半生-長田奈々の場合
  • 拡縮する自己-荻原由佳の場合
  • 外見がすべて-田辺敬子の場合
  • 誰が「やせ」を望むのか)
  • 第2部 医学的視座-「摂食障害」の治し方(還元主義-「個人を見よ」という医学の教え
  • 還元主義の検証-とりこぼされたもの
  • カロリー地獄-澤拓美の場合
  • 「おいしさ」のない食事-概念による体験の抑圧
  • ぶれる-武藤さゆりの場合
  • 「家族モデル」の閉じられた救済)
  • 第3部 食体験準拠論-体験が語る食の本質(フロー-過食の「楽しさ」
  • 反転する日常-キャベツで過食ができない理由
  • 食の本質-私たちが食べるわけ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 なぜふつうに食べられないのか
著作者等 磯野 真穂
書名ヨミ ナゼ フツウ ニ タベラレナイ ノカ : キョショク ト カショク ノ ブンカ ジンルイガク
書名別名 拒食と過食の文化人類学
出版元 春秋社
刊行年月 2015.1
ページ数 284,15p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-393-33336-5
NCID BB17947350
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全国書誌番号
22534347
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言語 日本語
出版国 日本
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