富原真弓 著
1931年、22歳で哲学教授となり、43年、34歳で死んだシモーヌ・ヴェーユは、2つの世界大戦に挾まれた混沌の時代を、彗星のように、駆けぬけていった30年代の証人である。この類いまれなる誠実さと知性とをかねそなえた女性は、日々刻々と生起するできごとのうちに、思索て行動の糧を求め、妥協することなくみずからの信念に忠実に生き、古今東西の文献を駆使して、哲学・宗教・政治・歴史・民間伝承・科学などの宏大な領域におよぶテーマを探求した。
「BOOKデータベース」より
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