二代将軍・徳川秀忠 : 忍耐する"凡人"の成功哲学

河合敦 著

「凡庸な二代目」として描かれることの多い徳川秀忠。確かに彼は、関ヶ原に遅参するという失態を犯して以来、家臣団の無礼な態度にもじっと耐え、六歳年上の正妻・江に気を遣って側室も持たず、二代将軍になってからもお飾りに甘んじて、実権を握る父・家康にひたすら平伏し続けてきた。しかし偉大な父親が死ぬと、彼は仮面を脱ぎ捨てて、苛烈な大名統制策に乗り出す。最終的に潰した大名家はなんと四十一家。類稀なる忍耐力と、容赦ない政治手腕で徳川幕府二六〇年の基盤を築き上げた、知られざる二代目将軍の生涯。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 秀忠と江、運命の出会い(家康の嫡男・信康の切腹は誰の意向だったのか?
  • 三男・秀忠誕生 ほか)
  • 第2章 秀忠が関ヶ原に遅参した本当の理由(天下平定後の秀吉
  • 常軌を逸していた晩年の行動 ほか)
  • 第3章 二代将軍徳川秀忠の誕生(お江とお初の約束
  • わずか二十七歳で征夷大将軍に ほか)
  • 第4章 二代将軍の厳格なる政治理念(さまざまな大名統制策
  • 最後まで手製の薬に頼った家康 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 二代将軍・徳川秀忠 : 忍耐する"凡人"の成功哲学
著作者等 河合 敦
書名ヨミ 2ダイ ショウグン トクガワ ヒデタダ : ニンタイスル ボンジン ノ セイコウ テツガク
シリーズ名 幻冬舎新書 204
出版元 幻冬舎
刊行年月 2011.3
ページ数 223p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-344-98205-5
NCID BB05310083
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21981761
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想