あいだ

木村敏 著

人間はもともと人と人との「あいだ」に生き、「あいだ」を生きている。「あいだ」を生きることによって自己を形成する。本書は従来著者が追求してきた精神医学的・人間学的観点を一歩ふみだし、生理学・病理学的目で「あいだ」を「もの」として相対化する。新しい意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 生命の根拠への関わり
  • 主体と転機
  • 音楽のノエシス面とノエマ面
  • 合奏の構造
  • 間主体性とメタノエシス性
  • 主体の二重性
  • 共通感覚と構想力
  • 「あいだ」の時間性
  • アレクシシミアと構想力
  • 「あいだ」の生理学から対人関係論へ
  • 我と汝の「あいだ」
  • もしもわたしがそこにいるならば
  • 絶対的他者の未知性
  • こと・ことば・あいだ
  • 「あいだ」の病理としての分裂病
  • ダブル・バインド再考
  • 「みずから」と「おのずから」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 あいだ
著作者等 木村 敏
書名ヨミ アイダ
シリーズ名 弘文堂思想選書
出版元 弘文堂
刊行年月 1988.11
ページ数 212p
大きさ 20cm
ISBN 4335100167
NCID BN02824646
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全国書誌番号
89043671
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言語 日本語
出版国 日本
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