寛容論

ヴォルテール 著 ; 斉藤悦則 訳

カトリックとプロテスタントの対立がつづくなか、実子殺しの容疑で父親が逮捕・処刑された「カラス事件」。狂信と差別意識の絡んだこの冤罪事件にたいし、ヴォルテールは被告の名誉回復のために奔走する。理性への信頼から寛容であることの意義、美徳を説いた最も現代的な歴史的名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ジャン・カラス殺害のあらまし
  • ジャン・カラス処刑の結果
  • 十六世紀における宗教改革の思想
  • 寛容は危険なものなのか、また、寛容を重んずる民族は存在するか
  • 寛容はいかなるばあいに許されるか
  • 不寛容ははたして自然の法であり、人間の権利であるのか
  • 不寛容は古代ギリシアの時代にもあったのか
  • ローマ人は寛容だったか
  • 殉教者たち
  • 偽の伝説や迫害の物語の危険性〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 寛容論
著作者等 Voltaire
Voltaire, François Marie Arouet de
斉藤 悦則
ヴォルテール
書名ヨミ カンヨウロン
書名別名 TRAITÉ SUR LA TOLÉRANCE
シリーズ名 光文社古典新訳文庫 KBウ3-1
出版元 光文社
刊行年月 2016.5
ページ数 343p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-334-75332-0
NCID BB21144214
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全国書誌番号
22725980
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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