八代目坂東三津五郎 著
「しゅんというのはこわいもので、走りものに本当の味はない。」食通として知られた八代目坂東三津五郎は、季節を先取りして「旬の味覚」を口に運ぶことに異を立てる。芸と同様、けれんのない食へのこだわり。それは高級食材をふんだんに使った豪勢な料理ではなく、場所や時候にあった素材を、ていねいにあしらった一品にこそ顕れる。食の賢人が遺した名エッセイ集。
「BOOKデータベース」より
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