江戸吉原の経営学

日比谷 孟俊【著】

多様な文化を内包する江戸の遊里・吉原。本書は従来の研究が進められてきた文化的側面を俯瞰しつつ、寺社や関係者子孫に伝わる一次資料、妓楼・遊女の情報を伝える当時の案内書『吉原細見』、遊女絵から読み取れる「紋」などの情報から経営面を実証的に検証。妓楼の経営者たちや経営実態、遊女のマネジメント、経営戦略などを読み解いていく。図版多数掲載!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 新しいビジネス・チャンスを求めて(吉原を席捲する尾張の経営者たち
  • 妓楼の経営実態と営業戦略-和泉屋平左衛門を例として
  • 妓楼の危機管理-安政大地震、幕末の混乱)
  • 第2部 浮世絵から探る妓楼の経営戦略と文化ネットワーク(妓楼の営業政策-「契情道中双〓(ろく)見立よしはら五十三対」の初板と後板の開板年を手がかりに
  • 妓楼の人事政策-紋から読み解く
  • 江戸の音曲ネットワーク・システムを回した男-山彦新次郎)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸吉原の経営学
著作者等 日比谷 孟俊
書名ヨミ エドヨシワラノケイエイガク
出版元 笠間書院
刊行年月 2018.2.28
ページ数 362p
大きさ 21cm(A5)
ISBN 978-4-305-70892-2
NCID BB2579233X
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言語 日本語
出版国 日本
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