裵寛紋 著
日本思想史上での宣長再評価に向けて。『古事記伝』は『古事記』の解釈を通して、宣長による新たな神話を成立させたテキストであった。つくり出された"古事記"はいかなる物語となったのか。『古事記伝』の読みが『古事記』と最も乖離している箇所「外国"とつくに"」に着目し。ひるがえって、自国日本に対して用いた語「皇国"みくに"」の意味を追究する。神について語る『古事記』を、人に適用して読もうとした『古事記伝』の本質が明らかになる。
「BOOKデータベース」より
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