天皇と東大  2 (激突する右翼と左翼)

立花隆 著

明治は去り、日本は右傾化の道を歩みはじめる。大正デモクラシーの時代を経て、国家主義者が陸続と台頭する一方、勢いを増した共産党への弾圧も強まる。そして、昭和初頭、血盟団事件、五・一五事件を大きな契機に、国をあげて戦争体制に突入していく-。歴史の転回点で、東大が果たした役割を詳細に検証する、怒涛の第2巻。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 大正デモクラシーの旗手・吉野作造
  • "右翼イデオローグ"上杉慎吉教授と大物元老
  • 元老・山県有朋の学者亡国論
  • 血盟団事件に参加した帝大生
  • 東大新右翼のホープ・岸信介
  • 新人会きっての武闘派・田中清玄
  • 三・一五共産党大検挙の波紋
  • 河上肇はなぜ京大を去ったか
  • 河上肇とスパイM
  • 血盟団と安岡正篤
  • 昭和維新の最先端にいた帝大生・四元義隆
  • 国家改造運動のカリスマ・井上日召
  • 血盟団事件幻の"起源説テロ計画"
  • 共産党「赤化運動」激化と「一人一殺」
  • 血盟団を匿った二人の大物思想家
  • 権藤成卿と血盟団グループの壊滅
  • 日本中を右傾化させた五・一五j県と神兵隊事件

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 天皇と東大
著作者等 立花 隆
書名ヨミ テンノウ ト トウダイ
シリーズ名 文春文庫 た5-20
巻冊次 2 (激突する右翼と左翼)
出版元 文藝春秋
刊行年月 2012.12
ページ数 517p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-16-733020-0
NCID BB11078157
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全国書誌番号
22179241
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言語 日本語
出版国 日本
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