津本陽 著
伊賀同心二百人組に属し、江戸城明屋番組頭をつとめる吹雪算長は三十二歳で中背、さほどたくましくは見えないが、めっぽう強い。大御所・徳川家康の信任も厚く、盗賊どもが跋扈する江戸の町の警固に当っていたが、特命を帯び京都所司代へ向う。その途次、茶屋の娘・おうのの危難を助け、京都へ同道し、わりない仲となった。
「BOOKデータベース」より
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