遠藤周作 著
ゲッセマネでの夜、死の不安に脅え、血の雫のような汗を滴らせて、呻き呻き「思召成れかし」と祈るイエス。手足に釘打たれ、死に至る六時間の苦しみに身を引き裂かれながら、なおかつ裏切った弟子たちの赦しを神に請うイエス…。ジオット、ベラスケス、ルオーなどの名画とともに、その人の生涯を辿り、「愛」の意味を探る画文集。
「BOOKデータベース」より
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