電脳社会の日本語

加藤弘一 著

本、雑誌、新聞等に印刷された文書は、いまや仮の姿でしかない。本体は電子のかたちで流通し、保存される。二一世紀を迎え、気がついてみれば、社会全体が電子の文書に覆われようとしている。そこで用いられる文字、漢字は、いったい誰が決めたのだろうか。文部省もメディアも、ほとんど関心を払わなかったコンピュータの文字の登録簿=文字コード。文系と理系の谷間に埋もれたその変転の歴史を綿密な取材と考証で発掘する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 電脳時代のS・カルマ氏
  • 第2章 アルファベット世界への参入
  • 第3章 国際文字コードとしての漢字
  • 第4章 漢字制限論争の亡霊
  • 第5章 グローバル・スタンダードをめぐる攻防
  • 第6章 文字コードの現在

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 電脳社会の日本語
著作者等 加藤 弘一
書名ヨミ デンノウ シャカイ ノ ニホンゴ
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2000.3
ページ数 246p
大きさ 18cm
ISBN 416660094X
NCID BA46112549
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全国書誌番号
20051918
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言語 日本語
出版国 日本
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