昭和史の論点

坂本多加雄 ほか著

国を鎖していた小さな国が、急速な近代化をなしとげ、しまいには世界の"一等国"を自任するまでになった。しかし東亜の風雲はおさまらず、軍部は独走し、複雑な国際情勢の中で、ついに未曾有の大戦争に突入していく-。昭和日本はどこで誤ったのか?戦争以外の進路はなかったのか?ワシントン体制から満州事変、二・二六事件、盧溝橋事件を経て、太平洋戦争、敗戦に至る過程を、昭和史研究の第一人者たちが、片寄った史観にとらわれることなく、徹底的に討論検証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ワシントン体制(大正10年)-反英のスタート
  • 張作霖爆殺事件(昭和3年)-陰謀の発端と発言せざる天皇
  • 満州事変から満州国へ(昭和6年)-泣く子も黙る関東軍
  • 国際連盟からの脱退(昭和8年)-新聞の果たした役割
  • 二・二六事件(昭和11年)-皇道派と統制派
  • 盧溝橋事件から南京事件へ(昭和12年)-陰謀・虐殺の事実は?
  • 東亜新秩序声明(昭和13年)-自主外交の突き当たったもの
  • ノモンハン事件(昭和14年)-北進から南進へ
  • 日独伊3国同盟(昭和15年)-4国同盟への夢想
  • 4つの御前会議(昭和16年)-戦争への道のり〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 昭和史の論点
著作者等 保阪 正康
半藤 一利
坂本 多加雄
秦 郁彦
書名ヨミ ショウワシ ノ ロンテン
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2000.3
ページ数 236p
大きさ 18cm
ISBN 4166600923
NCID BA46047593
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全国書誌番号
20051902
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言語 日本語
出版国 日本
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