「明治」という国家  下

司馬遼太郎 著

二十世紀は「明治」に始まり、いま、その総括の時期にある。激動の昭和が終わり平成となった年は、世界史の一大転換期でもあった。時代のうねりは、歴史を書きかえ、人びとは、自らの行く手に思いを馳せる。歴史のなかに、鮮やかな光芒を放った"「明治」という国家"、その「かたち」を「ひとびと」を、真摯に糺しながら、国民国家の形成を目指した"明治の父たち"の人間智と時代精神の核と髄とを、清冽な筆致で綴り、日本の国家と日本人のアイデンティティに迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第7章 『自助論』の世界
  • 第8章 東郷の学んだカレッジ-テムズ河畔にて
  • 第9章 勝海舟とカッテンディーケ-"国民"の成立とオランダ
  • 第10章 サムライの終焉あるいは武士の反乱
  • 第11章 「自由と憲法」をめぐる話-ネーションからステートへ
  • おわりに "モンゴロイド家の人々"など

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「明治」という国家
著作者等 司馬 遼太郎
書名ヨミ メイジ ト ユウ コッカ
シリーズ名 NHKブックス 683
巻冊次
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 1994.1
ページ数 189p
大きさ 19cm
ISBN 4140016833
NCID BN10261549
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全国書誌番号
94047006
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言語 日本語
出版国 日本
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