精神医学と当事者

石原孝二, 河野哲也, 向谷地生良 編

精神科医療は、病院やクリニックを超え、地域社会における治療実践とケアへと転換し、それとともに専門家と当事者、家族との関係も大きく変化しつつある。日本発の「当事者研究」の動向を紹介するとともに、世界的な趨勢も踏まえながら、精神医学と当事者の関係を考察。リカバリー思想の展開、地域精神科医療の様々なアプローチ、「当事者研究」。これらが精神医学の変革にどのように寄与しうるのかを、現代社会と精神医学の関係を見据えながら検討する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 総論-精神医学と当事者
  • 第1部 精神医学と現代社会(精神医学のバイオポリティクス
  • 精神医学と疾患喧伝
  • 学校のこころの問題-心理職の課題とあるべき姿)
  • 第2部 精神医学と地域社会・家族(リカバリーと精神科地域ケア
  • 精神医療システムと家族)
  • 第3部 精神医学の変革と当事者研究(当事者研究と精神医学のこれから
  • 発達障害の当事者研究-情報保障の観点からの考察
  • 痛みと孤立-薬物依存症と慢性疼痛の当事者研究)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 精神医学と当事者
著作者等 上岡 陽江
井原 裕
向谷地 生良
大熊 一夫
宮本 有紀
斎藤 環
河野 哲也
熊谷 晋一郎
石原 孝二
綾屋 紗月
美馬 達哉
五十公野 理恵子
秋元 恵一郎
山田 理絵
書名ヨミ セイシン イガク ト トウジシャ
シリーズ名 シリーズ精神医学の哲学 3
出版元 東京大学出版会
刊行年月 2016.11
ページ数 251,7p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-13-014183-3
NCID BB22605527
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22828309
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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