偽満州国論

武田徹 著

人工国家「満州国」-甘粕正彦は日本国体の幻想を追い、石原莞爾は「理想の楽土」を見た。甘粕・大杉架空対談、国家と言語の密接な関係…。日本とは、日本人とは。共同幻想の産物としての満州国をテキストに、多角的な視野と柔軟な方法論、冒険的な手法で「国家」を読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに-それはもちろん、ひょっこりひょうたん島、ではない
  • 夢で逢えたら
  • 幻想国家への旅-都市的なものを巡って
  • ふたたび幻想国家への旅-文化はデザインできるか
  • 国体論と日本語論
  • 共同幻想再論
  • 贋札ばらまけ、アラスカよこせ
  • 血と大地と情報と-満州国とスペースインベーダー
  • あとがきにかえて ふたたび甘粕と大杉の対話

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 偽満州国論
著作者等 武田 徹
書名ヨミ ギ マンシュウコク ロン
シリーズ名 中公文庫
出版元 中央公論新社
刊行年月 2005.6
ページ数 293p
大きさ 16cm
ISBN 4122045428
NCID BA72481338
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全国書誌番号
20817037
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言語 日本語
出版国 日本
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