マッシモ・グリッランディ 著 ; 秋本典子 訳
妖艶な姿態と宗教的香気に包まれた官能的な踊りで全世界を魅惑した、「世紀の女スパイ」マタハリ。「H21号」の暗号名をもつ彼女は、イサドラ・ダンカンやディアギレフのロシア・バレーに匹敵する人気ダンサーでもあった。その彼女が、なにゆえに、ドイツのスパイとなったのか。悦楽と裏切りと不実の代名詞として血祭りにあげられた「ベルエポックの女王」マタハリの謎にみちた伝説的生涯を、第一次大戦の暗雲たれこめるヨーロッパを舞台に描く、スリリングな力作。
「BOOKデータベース」より
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