入門人間の安全保障 : 恐怖と欠乏からの自由を求めて

長有紀枝 著

一九九四年、国連開発計画によって、国家ではなく一人ひとりの人間を対象とする「人間の安全保障」が提唱された。以来、頻発する紛争や暴力などの「恐怖」と、世界を覆う貧困や飢餓などの「欠乏」からの自由を目的に発展を遂げてきた。本書は、長年にわたり世界各地で緊急人道支援、地雷禁止条約策定交渉など最前線で活動を続けてきた著者が、自身の実践と国際政治学の知見をふまえて解説する包括的な入門書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 私たちが生きている世界
  • 第1章 国際社会とは何か-成り立ちと現況
  • 第2章 紛争違法化の歴史と国際人道法
  • 第3章 「人間の安全保障」概念の形成と発展
  • 第4章 「人間の安全保障」の担い手
  • 第5章 「恐怖からの自由」と「欠乏からの自由」
  • 第6章 「人間の安全保障」領域に対する取り組み
  • 第7章 保護する責任
  • 第8章 東日本大震災と「人間の安全保障」
  • 終章 「人間の安全保障」実現のために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 入門人間の安全保障 : 恐怖と欠乏からの自由を求めて
著作者等 長 有紀枝
書名ヨミ ニュウモン ニンゲン ノ アンゼン ホショウ : キョウフ ト ケツボウ カラ ノ ジユウ オ モトメテ
シリーズ名 中公新書 2195
出版元 中央公論新社
刊行年月 2012.12
ページ数 274p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102195-3
NCID BB11115559
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全国書誌番号
22203945
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言語 日本語
出版国 日本
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