教育と平等 : 大衆教育社会はいかに生成したか

苅谷剛彦 著

戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。そのきわめて特異な背景には、戦前からの地方財政の逼迫と戦後の人口動態、アメリカから流入した「新教育」思想とが複雑に絡まり合っていた。セーフティネットとしての役割を維持してきたこの「戦後レジーム」がなぜ崩壊しつつあるのか、その原点を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 平等神話の解読
  • 第1章 対立の構図と問題の底流
  • 第2章 戦前のトラウマと源流としてのアメリカ
  • 第3章 設計図はいかに描かれたか
  • 第4章 「面の平等」と知られざる革命
  • 第5章 標準化のアンビバレンス
  • エピローグ 屈折する視線-個人と個性の錯視

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 教育と平等 : 大衆教育社会はいかに生成したか
著作者等 苅谷 剛彦
書名ヨミ キョウイク ト ビョウドウ : タイシュウ キョウイク シャカイ ワ イカニ セイセイシタカ
シリーズ名 中公新書 2006
出版元 中央公論新社
刊行年月 2009.6
ページ数 290p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102006-2
NCID BA90437429
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全国書誌番号
21633748
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言語 日本語
出版国 日本
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