税の負担はどうなるか

石弘光 著

日本の二〇〇三年度予算は、一般会計の歳出に占める税収比率が五一.一%と、世界最低である。近年の欧米主要国では軒並み八〇%以上、イギリスやアメリカでは九〇%を超えている。少子・高齢社会が到来した日本では、景気回復を見守りつつ、財政健全化を図る両睨み政策の中で必要な財源を賄うためには、税負担増は避けられない。国民全体の公益という視点を優先した税意識を普及させ、税制改革を進める時がきている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 税負担増は不可避か-税を取り巻く環境の変化
  • 第2章 いま何故、税制改革か-「あるべき税制」を求めて
  • 第3章 税・社会保障負担のあり方-負担は皆で「広く」「公平に」
  • 第4章 変わる国民の税意識-「対話集会」を重ねて
  • 第5章 空洞化した所得税-基幹税としてどう修復するか
  • 第6章 高まる消費税への期待-最後の手段か

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 税の負担はどうなるか
著作者等 石 弘光
書名ヨミ ゼイ ノ フタン ワ ドウナルカ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2004.3
ページ数 185p
大きさ 18cm
ISBN 4121017390
NCID BA66356342
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全国書誌番号
20590585
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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