民俗学の熱き日々 : 柳田国男とその後継者たち

鶴見太郎 著

柳田国男は、歿後四〇年を過ぎても、いまだに日本の学問・思想界に絶大な影響力を保っている。しかし、彼が独力で開拓したと言っても過言ではない民俗学は、その後、独創的な継承者を得られず、彼一代の学問として燦然と輝いているのである。本書は、民俗学の黎明期にあった柳田の詩的な精神が、民俗学者ではなく、むしろ異分野の研究者、思想家、作家などに受け継がれていった経過を、丹念に追跡する試みである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 柳田がみずからを語る-神秘体験、その他
  • 第2章 郷土会
  • 第3章 柔軟な組織について
  • 第4章 周辺の人々
  • 第5章 古希に集う
  • 第6章 読者群像
  • 第7章 実践者のゆくえ-橋浦泰雄、太地への道
  • 第8章 引き継がれる詩人像-永瀬清子『諸国の天女』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 民俗学の熱き日々 : 柳田国男とその後継者たち
著作者等 鶴見 太郎
書名ヨミ ミンゾクガク ノ アツキ ヒビ : ヤナギタ クニオ ト ソノ コウケイシャタチ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2004.2
ページ数 182p
大きさ 18cm
ISBN 4121017331
NCID BA65913636
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20575179
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想