海を渡った幕末の曲芸団 : 高野広八の米欧漫遊記

宮永孝 著

慶応二年(1866)秋、曲芸師一行が横浜を旅立った。目的地はアメリカ、高野広八を後見役とする一行の名は帝国日本芸人一座。その妙技は各地の観客を魅了し、好評の中、巡業地をヨーロッパまで広げる。この間、一行はアメリカ大統領をはじめ各国の貴人・有力者との交流を行なう一方で、好奇心旺盛に巡業地の町を散策したり、取り囲んだ野次馬と乱闘したり、夜は娼婦を求めて出歩くなど、市井人ならではの約三年に及ぶ異文化を体験する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 帝国日本芸人一座太平洋を渡る(興行師リズリー先生
  • 広八の素性
  • 写真のないパスポート ほか)
  • 第2章 「エウロッパ」へいく(ル・アーブルよりパリへ
  • 徳川昭武より花代五十両
  • 万博会場、珍獣、風船をみる ほか)
  • 第3章 南欧の光と影、そして帰国(マドリッド
  • 闘牛をみる
  • バルセロナ ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 海を渡った幕末の曲芸団 : 高野広八の米欧漫遊記
著作者等 宮永 孝
書名ヨミ ウミ オ ワタッタ バクマツ ノ キョクゲイダン : タカノ ヒロハチ ノ ベイオウ マンユウキ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 1999.2
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 4121014634
NCID BA40184911
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全国書誌番号
99079427
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言語 日本語
出版国 日本
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