神々と英雄と女性たち : 美術が語る古代ギリシアの世界

長田年弘 著

ギリシア神話は、オリュンポスの神々を中心とする物語と、ヘラクレスやアキレウスなど英雄たちの活躍する物語の二つにほぼ分類できる。いずれも人間臭く情熱的な色調に彩られており、古代ギリシア人は神話の主人公を純粋に信じ、崇拝していた。神話はそのまま宗教だったのである。本書は、古代史の華というべきペルシア戦争の起こった時代を中心にして、美術作品に描かれた神話を通して人々の心性の歴史を読み解く試みである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序にかえて ギリシア神話の世界
  • 第1章 紀元前七世紀の戦闘図-英雄の怪物退治
  • 第2章 紀元前六世紀の戦闘図-神々と英雄叙事詩
  • 第3章 ペルシア戦争の勃発-神話と歴史の交錯
  • 第4章 紀元前六‐前五世紀の戦闘図-アマゾン神話の変容

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 神々と英雄と女性たち : 美術が語る古代ギリシアの世界
著作者等 長田 年弘
書名ヨミ カミガミ ト エイユウ ト ジョセイタチ : ビジュツ ガ カタル コダイ ギリシア ノ セカイ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1997.10
ページ数 209p
大きさ 18cm
ISBN 4121013840
NCID BA32793801
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全国書誌番号
98060420
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言語 日本語
出版国 日本
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