日本の都市は海からつくられた : 海辺聖標の考察

上田篤 著

海上から陸地を注視する漁民の「命綱」であるヤマから、海辺聖標の発生を説き、その日本の聖空間のネットワークを通じて、国土における都市の生成と展開を読む。さらにそのネットワークと、花綵列島の生態構造がもたらす海幸・山幸の生業から、日本人を農民でも漁民でもない「旬民」と位置づけ、常若、旬獲、生食、木の建築、元気な都市など独自の文化論を展開、平成不況などにより閉塞状況にある現代人に自信をよみがえらせる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 海辺聖標
  • 2 斜面貝塚
  • 3 海岸古墳
  • 4 お通し御岳
  • 5 ヤマの社
  • 6 木の寺
  • 7 元気な都市

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本の都市は海からつくられた : 海辺聖標の考察
著作者等 上田 篤
書名ヨミ ニホン ノ トシ ワ ウミ カラ ツクラレタ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1996.9
ページ数 227p
大きさ 18cm
ISBN 4121013190
NCID BN15062390
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全国書誌番号
97038688
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言語 日本語
出版国 日本
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