ラオス : インドシナ緩衝国家の肖像

青山利勝 著

中国、ヴィエトナム、タイなどに隣接し、フランス、アメリカの植民地時代をも経験したラオスの歴史は、侵略と外圧に彩られている。しかし、激しいヴィエトナム戦争に巻き込まれ、王政を廃して社会主義国家となっても王族を迫害せず、仏教はもとより古来の信仰を併存するなど、穏やかな伝統を維持するラオスの人々の暮らしには、不思議とその苦闘が感じられない。微妙なバランス感覚をもって鎖国政策をとる緩衝国家の素顔を見る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 ラオス、タイ友好橋
  • 第1章 不思議の国ラオス
  • 第2章 イデオロギーのない社会主義
  • 第3章 苦難の歴史
  • 第4章 綱渡りの経済政策
  • 第5章 日本人にかかわる事件

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ラオス : インドシナ緩衝国家の肖像
著作者等 青山 利勝
書名ヨミ ラオス
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1995.5
ページ数 236p
大きさ 18cm
ISBN 4121012453
NCID BN12580049
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全国書誌番号
95068690
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言語 日本語
出版国 日本
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