コメ食の民族誌 : ネパール・雲南と日本

福田一郎, 山本英治 著

ネパール-雲南-日本を結んでコメ食を基盤とする生活と文化が成立した。豆類、雑穀からコメへ。主食の変化は食生活のみならず栽培植物の品種、栽培技術、宗教儀礼、生活様式、さらには社会構造と深く関わっている。コメ食はネパール、雲南の各民族にどう滲透し、影響を与えているのか。植物学者と社会学者の共同作業によりシェルパ族、グルン族、徳宏タイ族等それぞれの対応を日本と比較検討、コメ文化の伝播とその逆流の意味を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ツァンパかコメか-シェルパ族の食卓
  • 2 陸稲への執着-焼畑を続けるプーラン族
  • 3 黒米・赤米との出会い-グルカ兵の故郷で
  • 4 コメとカレーの日々-カトマンズ盆地の千枚田
  • 5 紫のモチ米と多様な副食-水田耕作の恵み
  • 6 奇跡のハイブリッド米-近代化をめざして
  • 7 日本の稲作とコメ食-北国にみるコメの歴史
  • 8 民族のコメをめぐって-まとめの対談

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コメ食の民族誌 : ネパール・雲南と日本
著作者等 山本 英治
福田 一郎
書名ヨミ コメ ショク ノ ミンゾクシ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1993.2
ページ数 180p
大きさ 18cm
ISBN 4121011171
NCID BN08685371
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
93032940
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想