蝦夷の末裔

高橋崇 著

平安時代中期、陸奥の北上川中流域を席巻していた安倍氏と、出羽の山北地方一帯を押さえていた清原氏は、その勢力が最大に拡張したとき、国家権力の介入を招いて滅亡の災禍に見舞われる。前九年の役、後三年の役の両合戦である。古代東北史を語る上で不可欠の大事件にも拘わらず、顛末を伝える史料に乏しく、検証も疎かにされてきた両合戦の実像を、厳密な史料批判のもと再検討し、蝦夷の末裔である安倍・清原氏の興亡を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 平安時代の東北史
  • 六郡支配への道程<安倍氏の場合>
  • 山北支配への道程<清原氏の場合>
  • 前九年の役を考える
  • 後三年の役を考える

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 蝦夷の末裔
著作者等 高橋 崇
書名ヨミ エミシ ノ マツエイ
書名別名 前九年・後三年の役の実像
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1991.9
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 4121010418
NCID BN06766789
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全国書誌番号
92004654
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言語 日本語
出版国 日本
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