タイ : 変貌する白象の国

安田靖 著

豊かな自然を背景にした農業国から農工国へ、そしてNIESを追う工業国へ。発展途上国の模範生といわれたタイが変わりつつある。同時に、仏教や国王など伝統的価値をめぐる意識の変化、貧富の格差、エリートと一般労働者の断絶、官民の相互不信と、近代化に伴う軋轢もまた激しい。農産物、工業製品を中心に日本との連携を強めつつ近代化の道を歩むタイの実像を、経済援助と開発で深くかかわった著者が愛情をこめて描写する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 豊かな微笑の国(自然の豊かさと意識
  • 革命と政治
  • 仏教と庶民
  • 求心力としての王室)
  • 第2部 発展途上国の模範生(タイ経済発展の条件
  • 農業の多様化
  • 社会資本の充実
  • 工業化の道は一つか
  • 対日批判と日本への期待
  • テクノクラートの意識と現象
  • 技術経験
  • 変化する価値観
  • 新しい皮袋を)
  • 日・タイ社会・経済関係年表

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 タイ : 変貌する白象の国
著作者等 安田 靖
書名ヨミ タイ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1988.8
ページ数 219p
大きさ 18cm
ISBN 4121008898
NCID BN02509762
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全国書誌番号
88059476
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言語 日本語
出版国 日本
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