安田靖 著
豊かな自然を背景にした農業国から農工国へ、そしてNIESを追う工業国へ。発展途上国の模範生といわれたタイが変わりつつある。同時に、仏教や国王など伝統的価値をめぐる意識の変化、貧富の格差、エリートと一般労働者の断絶、官民の相互不信と、近代化に伴う軋轢もまた激しい。農産物、工業製品を中心に日本との連携を強めつつ近代化の道を歩むタイの実像を、経済援助と開発で深くかかわった著者が愛情をこめて描写する。
「BOOKデータベース」より
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