家裁調査官は見た

村尾泰弘 著

妄想に囚われ、妻の浮気を責める夫マサヨシ。単純な嫉妬と見える振る舞いには、本人も気づかぬ深層心理が絡んでいた-。地道な調査とカウンセリングを武器に、家庭裁判所調査官は家族問題の現場へ踏み込む。誰にも起こる感情転移、知的エリート女性の挫折と暴力、「家族」代わりの薬物使用、「家族神話」のダークサイド…。十八の家庭に巣食った「しがらみ」の正体を明かし、個人の回復法を示す実例集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 感情転移という「怪物」(「雑魚寝事件」の急展開
  • 「母が重たい症候群」「娘が遠い症候群」 ほか)
  • 第2章 知的エリート女性の挫折と暴力(最悪な夫と別れない妻
  • DVのサイクル理論 ほか)
  • 第3章 薬物は「家族」の代用品(薬物乱用少女マキコ
  • 「手の掛からない子」の反動 ほか)
  • 第4章 「家族神話」のダークサイド(どの家にもある「家族神話」
  • 「父親が暴力をふるうかもしれない」 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 家裁調査官は見た
著作者等 村尾 泰弘
書名ヨミ カサイ チョウサカン ワ ミタ : カゾク ノ シガラミ
書名別名 家族のしがらみ
シリーズ名 新潮新書 676
出版元 新潮社
刊行年月 2016.7
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610676-7
NCID BB21644192
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全国書誌番号
22771151
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言語 日本語
出版国 日本
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