キラキラネームの大研究

伊東ひとみ 著

苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの"常識"を覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「キラキラネーム」という名のミステリー
  • 第1章 なんでもありの「キラキラ界」
  • 第2章 なぜ読みにくい命名をするのか
  • 第3章 無理読みは伝統だった
  • 第4章 言霊がつくったややこしい状況
  • 第5章 「読めない名前」の近代史
  • 第6章 明治期のエリートはなぜ珍名を好んだのか
  • 第7章 ついに「断層」が見えてきた
  • 終章 「感字」、侮るべからず

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 キラキラネームの大研究
著作者等 伊東 ひとみ
書名ヨミ キラキラ ネーム ノ ダイケンキュウ
シリーズ名 新潮新書 618
出版元 新潮社
刊行年月 2015.5
ページ数 250p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610618-7
NCID BB18597265
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全国書誌番号
22590759
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言語 日本語
出版国 日本
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