1949年の大東亜共栄圏

有馬哲夫 著

一九四九年、中国・山西省でまだ日本兵たちは戦っていた。彼らだけではない。帰国した大本営参謀、軍人や児玉誉士夫らは、「理想」の実現を諦めずに戦い続けていたのである。ある者はアメリカと手を結んで反共活動に身を捧げ、ある者は日本軍復活のために奔走し、ある者は政界工作に突き進んだ。その活動はいつしか、東アジア全体へと波及していく。CIA文書など発掘資料をふんだんに使いながら描く、戦後の裏面史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 敗れざる者たち-一枚目の絵
  • 第2章 国民党の参謀となった大本営参謀-二枚目の絵
  • 第3章 国防再建と秘密機関-三枚目の絵
  • 第4章 国粋主義者たちの祖国再建-四枚目の絵
  • 第5章 「国際義勇軍」と警察予備隊-大きな絵
  • 第6章 宇垣派を分裂させた朝鮮戦争-分かれていく絵
  • 第7章 遠ざかっていく自立自衛-絵にならなかった絵
  • 第8章 しのびよる戦後-フェードアウトする絵

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 1949年の大東亜共栄圏
著作者等 有馬 哲夫
書名ヨミ センキュウヒャクヨンジュウキュウネン ノ ダイトウア キョウエイケン : ジシュ ボウエイ エノ オワラザル タタカイ
書名別名 自主防衛への終わらざる戦い
シリーズ名 新潮新書 573
出版元 新潮社
刊行年月 2014.6
ページ数 253p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610573-9
NCID BB15761715
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全国書誌番号
22432257
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言語 日本語
出版国 日本
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