短歌のレシピ

俵万智 著

短歌の上達に早道や抜け道はないが、陥りやすい"落とし穴"を知っていれば、無駄な回り道はせずにすむ。そして"素材"(=伝えたい思い)の持ち味を生かすために、さまざまな"道具"を持ち、"調理法"を知っておくことが大切だ。「味覚に訴えてみよう」「理屈は引っこめよう」「季節の変わり目をとらえよう」-。現代を代表する歌人が投稿作品の添削を通して伝授する、日本語表現と人生を豊かにする三十二のレシピ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 味覚に訴えてみよう 擬音を生かそう
  • 時には荒療治を試してみよう 「あの」って、どの?と言われないようにしよう
  • 比喩の出し方に心をくだこう だめ押しの一歩手前で止めよう
  • 枕詞をつかってみよう 同じ言葉、同種の言い回しは避けよう
  • 序詞をつかってみよう メールを使って恋をしよう
  • リフレーンをつかってみよう 時には表現を薄めることも
  • A+Bの効果を狙おう 倒置法を活用してみよう
  • 理屈は引っこめよう 意味の重なりに気をつけよう
  • 読者を信頼しよう ものづくしという手法
  • あと半歩のさじ加減を考えよう 時にはドラマチックに
  • 格言的なフレーズを生かすには、「ような」をとって暗喩で勝負してみよう
  • 動詞にひと工夫してみよう 「は」と「が」で変わること
  • リズムをとるか助詞をとるか 動詞をさらに工夫してみよう
  • 主役は一人にしよう 語順をよく確認して仕上げよう
  • 「できごと+思い」という構造 旅の歌を詠んでみよう
  • 季節の変わり目をとらえよう 歌の並べ方を考えよう

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 短歌のレシピ
著作者等 俵 万智
書名ヨミ タンカ ノ レシピ
シリーズ名 新潮新書 511
出版元 新潮社
刊行年月 2013.3
ページ数 185p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610511-1
NCID BB11996218
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全国書誌番号
22219383
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言語 日本語
出版国 日本
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