江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記

赤坂治績 著

七代團十郎の鶴雑煮、瀬戸内の海水むすび、松茸出汁の蕎麦、伊勢の舟盛、糸魚川の鯛の潮煮、由比の鱚の蒲焼、五代高麗蔵の牡蛎雑炊…。幕末の名優・三代中村仲蔵の自伝『手前味噌』には、諸国の珍品、名物の記録が数多く遺されている。食べ物だけでなく、東海道から中山道、越後、伊勢、尾道など、旅興行で巡った土地の人情、風俗も活き活きと描写され、江戸時代がいかに豊かだったか実感できる美味しい一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 山の幸(納豆汁-座頭の祝儀と勘違い
  • 雑煮・おせち-仕初の「仲蔵狂乱」で大出来、大出来
  • 焼き竹の子-首と引き換えの美味しさ
  • 蕎麦-松茸の出汁で食べる甲斐、信濃 ほか)
  • 第2章 海の幸(蟹-二代粂三郎に大きな蟹を贈った新肴場
  • 牡蛎-玉子と一緒に雑炊にしてくれた五代高麗蔵
  • 貝-全国津々浦々、日本人は昔からよく食べた
  • 伊勢海老-舟盛の生魚を仲居が目の前で料理 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記
著作者等 赤坂 治績
書名ヨミ エド カブキ ヤクシャ ノ ショクラン ニッキ
シリーズ名 新潮新書 447
出版元 新潮社
刊行年月 2011.12
ページ数 190p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610447-3
NCID BB07678762
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全国書誌番号
22042872
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言語 日本語
出版国 日本
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