そして殺人者は野に放たれる

日垣隆 著

「心神喪失」の名のもと、罪に問われぬヤツがいる!「歩き方が悪い」と四人を死傷させた凶悪犯、「テレビがうるさい」と二世帯五人を殺害した大学生、長男の受験を悲観して我が子三人を絞殺した母親。この国の無法ぶりを暴いた衝撃のノンフィクション。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 通り魔に子を殺された母の声を
  • 覚醒剤使用中の殺人ゆえ刑を減軽す
  • 迷走する「責任能力」認定
  • 不起訴になった予告殺人
  • 精神鑑定は思考停止である
  • 二つの騒音殺人、死刑と不起訴の間
  • 分裂病と犯罪の不幸な出合い
  • 日本に異常な犯罪者はいない?
  • 闇に消える暗殺とハイジャック
  • 心神耗弱こそ諸悪の根源
  • 判決に満悦した通り魔たち
  • 刑法四〇条が削除された理由
  • 日本は酔っ払い犯罪者天国である
  • もう一つの心神喪失規定「準強姦」
  • 女性教祖「妄想」への断罪
  • 家族殺しが無罪になる国
  • 人格障害者という鬼門を剥ぐ
  • 古今東西「乱心」考

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 そして殺人者は野に放たれる
著作者等 日垣 隆
書名ヨミ ソシテ サツジンシャ ワ ノ ニ ハナタレル
出版元 新潮社
刊行年月 2003.12
ページ数 253p
大きさ 20cm
ISBN 4104648019
NCID BA65231862
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全国書誌番号
20537862
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言語 日本語
出版国 日本
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