狂人三歩手前

中島義道 著

「生きていく理由はないと思う。いかに懸命に生きても、いずれ死んでしまうのだから」。日本も人類も滅びて一向に構わない。世間の偽善ゴッコには参加したくもない…。いっぽう妻と喧嘩して首を締められたり、路上ミュージシャンに酒を奢ったり、桜の巨木を見て涙を流したりの日々。「常識に囚われず、しかも滑稽である」そんな「風狂」の人でありたいと願う哲学者の反社会的思索の軌跡。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 生きていく理由(どうせ死んでしまう
  • 妻と壮絶なバトル、くたびれ果てた ほか)
  • 愛される恐怖(「ぼくは死ぬ、ぼくは死ぬ…」
  • 一億二千万分の二十 ほか)
  • 共感しない心(向いているのかいないのか
  • なんで電気を点けるの ほか)
  • 哲学という病(ちょっと親バカ
  • したたかになれない彼 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 狂人三歩手前
著作者等 中島 義道
書名ヨミ キョウジン 3ポ テマエ
シリーズ名 新潮文庫 な-33-7
出版元 新潮社
刊行年月 2009.2
ページ数 194p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-10-146727-6
NCID BA88960952
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全国書誌番号
21544853
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言語 日本語
出版国 日本
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