源氏がたり  3

田辺聖子 著

源氏亡きあと、物語の主役は二人の貴公子、薫と匂宮に引き継がれる。光源氏の「業」を背負った物静かな薫と、奔放で色好みの匂宮は、親友同士だが、女人への愛情表現は好対照。が、皮肉なことに二人は同じ女性を愛してしまう。二人の愛を受けた薄幸の美少女浮舟は、板挟みに悩みつつ、拒絶もままならず、ついに宇治川に身を投げようとする…。華麗なる王朝絵巻、感動の完結編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 匂宮と薫の君(「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」「橋姫」)
  • 美しい姉妹(「橋姫」「椎本」)
  • 恋のたくらみ(「総角」)
  • 雪降りしきる宇治(「総角」「早蕨」)
  • 匂宮のご婚儀(「宿木」)
  • 忘れられぬ面影(「宿木」「東屋」)
  • いなか乙女・浮舟(「東屋」)
  • たちばなの小島(「浮舟」)
  • 浮舟よ、いずこ(「浮舟」「蜻蛉」)
  • かげろうよりはかなく…(「蜻蛉」)
  • 救われた浮舟(「手習」)
  • この世は夢の浮橋か(「手習」「夢浮橋」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 源氏がたり
著作者等 田辺 聖子
書名ヨミ ゲンジ ガタリ
シリーズ名 新潮文庫
巻冊次 3
出版元 新潮社
刊行年月 2003.2
ページ数 300p
大きさ 16cm
ISBN 4101175276
NCID BA60554194
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全国書誌番号
20358406
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言語 日本語
出版国 日本
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